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EXPO2025大阪・関西万博が閉幕し、ローマ教皇庁のオリーブの木の植樹が大阪高松カテドラル聖マリア大聖堂と長崎県平戸市において行われました。
万博期間中はイタリアパビリオンとバチカンパビリオン連携のもと2本のオリーブの木はパビリオン敷地内に常設され、誰もがその木に触れることが出来る「希望の象徴」として、平和を願う場となっておりました。
バチカン館アンバサダー/オーガナイザーとして西本智実も参列いたしました。
この度の植樹につきまして、VATICAN NEWSに紹介されております。
下記ご報告させていただきます。
ご覧いただけましたら幸いにございます。

(上記ボタンをクリック)


以下、日本語訳です。

大阪・関西万博における「オリーブ贈呈」——未来へ根を下ろす象徴的和平の記念樹
大阪高松・聖マリア大聖堂の敷地に植樹されたオリーブの木は、日本と聖座(バチカン)との間における恒久的な友好と記憶の共有を示す象徴として、その姿を新たに刻むこととなった。本樹は、2025年大阪・関西万博「バチカンパビリオン」より寄贈されたものであり、文化・行政関係者臨席のもと、トマス・アクィナス前田万葉枢機卿によって厳かに祝福が授けられた。
広島・長崎の惨禍を忘れず、和解と対話の道を歩み続けるという決意を静かに、しかし明確に示す行為である。

〈報告者:マリア・ミルヴィア・モルチャーノ/バチカン市国〉

「このオリーブがここに根を張り、枝葉を大きく広げ、豊かな実りをもたらし、多くの人々の心に“平和”と“希望”が宿りますように」。
2025年万博「バチカンパビリオン」から寄贈されたオリーブの祝別式において、前田枢機卿はこの祈りの言葉をもって式典を結ばれた。
本樹は、広島・長崎原爆投下80年の追悼意を込め、万博会期中に展示されていたものであるが、同大聖堂前庭に植樹されることで、今後は「生きた記憶」と「和解の象徴」として、永くその地に息づくこととなる。
■ 式典参列者
本式典には、同プロジェクト発足より携わってきた前日本国駐バチカン特命全権大使 千葉明 氏、バチカンナショナルデー公式コンサートにおいて音楽監督・指揮を務めた 西本智実 氏、バチカン館長 ステファノ・リッカルディ 氏、聖マリア大聖堂主任司祭 ヌノ・リマ 神父 が参列された。
■ 文化外交上の意義
ステファノ・リッカルディ館長は、式典において次のように述べた。
「本オリーブはバチカンパビリオンの中心的象徴であり、単なる贈答品ではなく、“対話の架橋”を築こうとする聖座の意志を示す力強いサインであります。文化外交は国家と人々を結び、平和の道を切り開く重要な手段であり、バチカンの2025年万博参加自体が“平和への普遍的呼びかけ”でした。今日、この木が日本の大地に根づくことは、バチカンと日本との深い精神的絆を一層強固にするものです。」

■ 平戸(長崎県)へ託される第二のオリーブ
翌18日には、長崎県平戸市にて第二のオリーブが披露される予定である。
同地は日本とバチカンの交流史において極めて重要な象徴地点であり、万博会期中に大切に管理されていた樹木が、地域社会の手によって未来へと受け継がれていくこととなる。

■ 「平和の架け橋」としての樹木
西本智実氏は、今回の贈呈を「平和への橋渡し」であると位置づけ、次のように述べた。
「この樹は、一過性の展示物ではなく、日本の大地に深く根差し、未来世代の心に記憶され続けるべき責任ある象徴”です。」

大阪高松で執り行われた静謐かつ荘重な祝別式は、歴史的友好の継承と、新たな希望創造への一歩として位置づけられる

  •       ヴァチカン国際音楽祭名誉パートナーオーケストラ&合唱団 称号授与書

    ヴァチカン国際音楽祭名誉パートナーオーケストラ&合唱団 称号授与書

               (YOSHUホール入口正面に掲示しています)

 

   「大阪高松カテドラル聖マリア大聖堂 

      2025 聖年記念コンサート」

        (皆様お誘い合わせの上、どうぞ、お越しください)

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マエストロ西本智実さん…ベストドレッサー賞
第38回(2009年)インターナショナル部門受賞しました。

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このたび、EXPO2025日本国際博覧会(大阪・関西万博)において、
2025年6月29日に開催されましたThe Holy See(バチカン市国)主催
「バチカンナショナルデー」の公式式典および公式催事(記念コンサート)において、
バチカンパビリオン アンバサダーを務めております西本智実が、
ローマ教皇庁より指揮演奏を拝命いたしました。
当日の模様は、バチカン市国の公式サイト「VATICAN NEWS」および万博公式Xにて
紹介されております。
▼VATICAN NEWS 記事(日本語版)
公式式典における国務長官、ピエトロ・パロリン枢機卿のご挨拶を軸に紹介されております。
https://www.vaticannews.va/ja/pope/news/2025-06/card-parolin-giappone-giornata-santa-sede-expo-2025-osaka.html

※VATICAN NEWSは、バチカン市国の公式ポータルサイトであり、教皇や教皇庁、
世界のカトリック教会に関するニュースを、43言語で世界中に配信しております。

▼EXPO2025公式X(ダイジェスト映像)
記念コンサートのダイジェスト映像が公開されております。

https://x.com/expo2025_japan/status/1939277670388482475
ぜひご覧いただけますと幸いです。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。



このたび、2023年9月9日に、西本智実が芸術監督をつとめ京都東寺で行われた
「音舞台」の模様をまとめた「東寺音舞台」(英語版:TOJI OTOBUTAI)が
2025年のUSインターナショナルアワードにおいて、3部門で受賞いたしましたことを
謹んでご報告申し上げます。

・ プロダクションアート&クラフト 「ベストオリジナルミュージック賞」
・ ドキュメンタリー&リポート 「Religion&Spirituality」部門で金賞
・ ドキュメンタリー&リポート 「Art&Enntertainment」部門で銀賞
          
            製作:株式会社毎日放送(MBS)
            英語版ナレーション:MBS大吉洋平アナウンサー

2015年に西本智実が芸術監督舞台演出・指揮をつとめた「泉涌寺音舞台」も
2016年にニューヨークUS国際映像祭 TVパフォーミングアーツ部門銀賞、
ワールドメディアフェスティバル ドキュメンタリー芸術番組部門銀賞を受賞しております。


東寺音舞台 
開催日:2023年9月9日(土)
出演:西本智実(芸術監督) / MIYAVI / 上野耕平 / 笛田博昭 / ナターシャ・グジー /
大石裕香 /大森南朋 / 東寺音舞台祝祭管弦楽団 / 東寺音舞台祝祭合唱団 ほか

引き続き、何卒よろしくお願い申し上げます。



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